本記事の制作体制
BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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江戸後期より続く江戸扇子。「雲錦堂 深津扇子店」の5代目当主・深津佳子氏は現代では2名になってしまった江戸扇子の正当な継承者のひとりです。
変わらぬ美しさを持つ江戸ゆかりの紋様を配した「粋でいなせ」な江戸扇子は全て一点物。また、近年では他の伝統工芸や現代作家とのコラボレーションも行い、年齢も性別も超えて楽しめる作品作りを行っています。
末広がりで縁起がよいとされる扇子に、さらに縁起のよいひょうたん柄を重ねたユニークな扇子。シンプルながらも品格の漂う逸品です。
骨竹に使われている本煤竹は、もとは藁すき屋根の骨組。高価で希少なものですが、独特の模様や風合いを楽しむことができます。
雲錦堂 深津扇子店
男持 ひょうたん 灰色 本煤竹 | 江戸扇子
江戸の伝統的な鮫小紋は小さなドット柄がまんばんなく配された柄。鮫の肌はかたいことから「厄除け」や「魔除け」の意味を持っています。
あわいピンクと骨の唐木の色組み合わせが女性らしく、どのような装いでも使いやすい一本です。
雲錦堂 深津扇子店
女持 鮫小紋 桃 唐木 | 江戸扇子
1918年創業の京都の老舗扇子店。扇子とフレグランスを融合させた「色は匂へと」など、伝統に新しい風を吹き込むものづくりが特徴。「京の伝統」と「大人の粋」にこだわり、扇子が完成するまでの86の工程をそれぞれ専門の職人が分業して担当します。2016年からは4代目の若女将も扇子づくりに携わるようになり、これまでの伝統に新風を吹き込み、全く新しい扇子づくりにチャレンジしているブランドです。
「扇子の技術と美しさを百年先の未来へ繋ぐ」という社是の「大西常商店」。老舗の技術を活かしながらも、「色は匂へと」に代表されるような新しい製品開発に力を入れています。
薄い和紙の三層重ねが美しい男物の京扇子。シックななかにもハイセンスな配色と力強いデザインが魅力です。ビジネスシーンを含む幅広い場面で活躍してくれそうですね。
大西常商店
男物 紙扇 霞 渋色
扇ぐたびにふわりとやさしい香りが匂い立つアロマ扇子。自然や四季の色からインスピレーションを得た鮮やかな色彩が、おだやかなグラデーションで表現されています。
香りが消えたら、香りの付け直し(500円)を行うこともできるので、長く愛用することができますね。大切な人へのプレゼントにもおすすめの商品。男女兼用です。
大西常商店
色は匂へと 香りの扇 うつし香 陽ざし×沈丁花香
「日本のアイデンティティーを表現する京扇子」を目指し、2016年に始動した「米原康人」は、伝統を受け継ぐ最新鋭の扇子ブランドです。日本人独特の美的感覚を「箔」で表現した扇子には、伝統の中にも現代的感覚がちりばめられています。「扇子にファッション性を持たせる」ものづくりからは、未来へ受け継がれる扇子の新たな可能性が感じられます。
伝統工芸士の元で学んだ箔押し技術を活かし、脈々と伝えられてきた日本人の美徳や祈りを、「扇」と「箔」を使って現代的感覚を交えながら表現したいと語る米原康人。
金箔で表現された天の川の輝き。儚さや切なさといった日本らしい美的感覚が感じられます。その箔の輝きが醸し出す高級感が、大人の品格に磨きをかけてくれるような逸品です。
米原康人
箔図 天の川
コーディネートのアクセントにぴったりの扇子。「より時間をかけて、より丁寧に」仕上げられた製品は、まさに贅沢そのものです。
清々しい水浅黄の色合いと独特の形が特徴の扇子。フランスで発達した絹扇子の形状を京扇子に取り入れています。仕立ては京扇子の老舗・宮脇賣扇庵。末広がりな扇子は縁起が良く、プレゼントとしてもおすすめです。
米原康人
箔彩 hakuiro 水浅葱 焼煤竹 7.5寸
大正元年創業の名古屋の老舗扇子店、末廣堂。名古屋扇子の伝統技法を受け継ぎ、扇骨・紙・折・仕上げ等の各工程において、伝統的手作りの製法を守り抜いて商品の数々を生み出しています。名古屋友禅(型染)の技術を使った扇子や漆絵扇子など、さまざまな職人技が詰まった製品が特徴。伝統を受け継ぐだけではなく、その時代に合わせたオリジナリティあふれる扇子を手がけるブランドです。
名古屋友禅の型染の技術を用いた、シックな扇子。扇子の絵柄としては珍しい唐辛子がびっしりと描かれています。唐辛子には魔除けの意味があり、邪気を払い幸運を呼び寄せる力があると言われています。
愛嬌のある絵柄と、スタイリッシュなカラーがバランスの良い、モダンな印象の扇子ですね。年齢を問わず男性へのプレゼントにもおすすめできる逸品です。
J.Flavor * 末廣堂
男持 7.5寸 名古屋友禅 唐辛子 扇子袋付
おめでたい模様の絵柄を、漆で描いた縁起物の扇子。漆ならではの光沢感が感じられ、上品な印象です。
麻の葉は、成長が早く真っすぐにどんどん成長していくため、お子様の健やかな成長などを願う際に人気のデザインです。しっかりした作りでありながら価格もお手頃なので、普段使いにピッタリですよ。
J.Flavor * 末廣堂
女持 6.5寸 漆絵 麻の葉 扇子袋付
「箔一(はくいち)」は1975年に創業したブランド。金沢の伝統工芸品「金沢箔」を、贅沢に扇面に貼り付けた扇子が人気です。手作りで貼られる箔によってでき上がる扇子は、ひとつとして同じ模様のない唯一性の高い逸品。
濃淡のあるブルーのブラデーションに散りばめられた無数の金箔が印象的な扇子。夜空に現れる天の川を涼やかに表現した、抽象的なデザイン。風情漂う仕上がりになっています。
裏面はシンプルにブルー一色となっており、男女・年齢とわず使えるため、贈り物としてもおすすめの逸品です。
箔一
ちらし美 天の川 Amanogawa (男女兼用) | 金沢箔
「宮脇賣扇庵(みやわきばいせんあん)」は文政6年(1823年)創業の扇子専門店。200年近く続く老舗中の老舗で、伝統的な飾扇や舞扇、夏扇など様々な種類の扇子が取り揃えられています。店構えも京都らしい趣のある佇まいで観光客の観光ルートとしても人気。有名セレクトショップなどとも積極的にコラボをしていて、おしゃれで浴衣にも洋服にも合う扇子を多く作っています。
一方で、年々難しくなる優れた職人の確保と伝統継承に尽力。20余りになる扇子づくりの工程を通して、技術継承にも取り組んでいます。
京都のものづくりブランド「RAKUKEI」とコラボして生まれた商品。東京オリンピックのエンブレムデザインを手がけた野老朝雄氏が、扇子のデザインを手がけています。
伝統を感じる柄を使いながらも、どこかモダンで粋な印象ですね。男女とわず持ちやすい、ファッショナブルな扇子です。
RAKUKEI(宮脇賣扇庵コラボ)
洛色MON-YOH 6.5寸 水の清滝
「白竹堂(はくちくどう)」は享保三年(1718)創業の老舗扇子店。伝統的な京扇子の技術を駆使した商品から、キャラクターとのコラボや左利き用の扇子など、多様な商品が取り揃えられています。名入れができるのでプレゼントとしても人気です。扇子作りの体験プランなどもあり、様々なニーズに応えてくれる老舗扇子店となっています。
浴衣などの和服だけではなく、洋服にあわせておしゃれな扇子を使いたい人にもおすすめのブランドですよ。
扇子全体にほどこされた切り絵が華やかな扇子。切り絵職人が、ひとつひとつ手作業で切り出し描いたこだわりの品です。
シルクの透かしがモダンな印象で、洋服にもあわせたくなりますね。普段づかいでもコーディネートのランクを上げてくれるような逸品です。さまざなイメージの絵柄があるため、好みでえらべるのも嬉しいですね。桐箱入りで、プレゼントにもおすすめです。
白竹堂
優香扇子セット
「白竹堂」の扇子は料理にひとさじの隠し味を加えるように、コーディネートのワンポイントになるおしゃれな扇子がたくさんあります。
夏らしい爽やかな模様は天然の藍の原料「すくも」と灰汁(あく)を使って染めあげています。化学薬品は不使用で、天然素材のみの伝統的な技法で染められた逸品。藍本来の深みのある色合いが涼を感じさせてくれます。
白竹堂
本藍扇子セット
創業300年の老舗・京扇子ブランド「山二(やまに)」。伝統の技術はもちろん、新しい製品づくりにも定評があります。中でも「ポケット扇」は、胸ポケットにもすっぽり収まる伸縮式のコンパクト扇子。ブランドのテクニックが詰め込まれています。
「山二」では、初心者でも購入しやすい価格の扇子も多く取り揃えています。デザインも伝統的なものからモダンなものまで、コーディネートに合わせて選べるのが魅力。
流水柄が涼しげな男性用の扇子。持ち歩きしやすいポケット扇子で、21cmある長さを縮めることで14cmまで短くなります。スーツなどを着用する男性にはとても嬉しい機能ですね。いつでもどこでも涼をとることができるすぐれものですよ。
扇子の山二
ポケット扇子 流水
「伊藤常(いとうつね)」は、嵐山・清水・五条に3つの店舗を構える老舗の扇子専門店。店舗の外観は京都らしく雰囲気のある町屋です。実用から高級飾り扇子まで、いろいろな扇子を扱っています。伝統の扇子だけでなく、「洗える透明扇子」や「抗菌扇子」など時代に即した製品づくりが特徴です。
薄い絹に和紙を張った技法で作られた、和紙絹の京扇子。 透けるような白い扇面に配されたしだれ桜と蝶々が、儚くも美しい一品。
扇子の親骨には、乳白色に輝くシェルが施されています。閉じた状態でも十分に女性らしさを感じられる細やかなデザインが魅力ですよ。
伊藤常
女性用京扇子 藍染貝貼骨/和紙絹/蝶々
「次の千年を継ぐ京都感性創造企業」をうたう「舞扇堂(まいせんどう)」。1200年の歴史の中で、美しい京の四季が織りなす繊細な美意識を意匠や形にとどめてきました。実店舗は祇園店・きよみず店・錦市場天の3店舗。それぞれが京都の観光地に位置していて、旅行ついでに立ち寄りやすいです。
古典柄も多く取り扱う「舞扇堂」。そのデザインからは、老舗のプライドと力強さが感じられます。
こちらは渋めの色合いと余白を活かした京都らしい紙扇子。光沢のある扇面は上品な風合いが漂います。絵柄にはそれぞれに思いが込められており、プレゼントとしてもおすすめです。
舞扇堂
風林火山
「伊場仙(いばせん)」は、天正18年(1590)年創業の扇子・うちわの販売店。伊場仙の浮世絵は海外の美術館にも展示されるほど高い評価を得ています。創業当時は幕府から御用を賜って和紙や竹製品の製造を行うなど、古くから活躍してきた老舗。通販でもおしゃれな扇子が購入できるもの魅力です。
老舗として積み重ねてきた職人技が細部に至るまで感じられる清々しく仕立てのよい江戸扇子です。
こちらは隈取のデザインを配した一本。色が優しく滲んでグラデーションになっていて、浮世絵の美的センスを感じます。ファッションに江戸の遊び心をプラスできるアイテムです。
伊場仙
江戸扇子 No.18 隈取
1585年に今の滋賀県「近江八幡」にて創業した「西川庄六商店(にしかわしょうろくしょうてん)」。今で言うところのセレクトショップで、扇子を中心に幅広い商品を扱っています。日本らしい温かみのあるデザインの扇子は外国人にも人気。
ちょっと変わったフォルムの扇子。開いたときのシルエットがシェルのようになるので洋装にも馴染みます。
色の名前も風流で、白・天色(あまいろ)・夏虫色(なつむしいろ)・蕎麦切(そばきり) ・麻色(あさいろ)の5色展開。扇面には明治から改良を重ねてきた 「近江ちぢみ」 を使用し、日本で数少ない布扇子職人の手によって仕上げられています。
西川庄六商店
近江ちぢみのふわり扇子
「鈴木扇子店」は、歴史ある高島扇骨を使った近江扇子を扱う老舗。オーダーメイドや名彫り加工の扇子も販売しており、プレゼント用としても人気があります。どちらかというと伝統的なデザインの扇子が多く、お気に入りを長く使いたい人におすすめです。
約350年続く「鈴木扇子店」の扇子は伝統的な近江扇子。1本あると使いまわしのきく正統なデザインが多いので、和服を着用する機会のある人におすすめです。
淡いコントラストと小さめの扇面は、年配の大人の男性にも似合う落ち着いた雰囲気です。老舗ならではの洗練されたデザインが、大人としての品格を上げてくれるでしょう。
鈴木扇子店
02066 雀
京扇子とは、主に京都で作られている扇子です。京都扇子団扇商工協同組合の会員だけが『京扇子』という名称を使うことが認められています。扇子作りの工程は、竹の加工から紙の加工や貼り付けまで多岐にわたり、各工程に特化した職人たちがそれぞれが協力し合うことで高品質な京扇子が作り上げられています。
つくりが繊細なためどちらかというと女性向きなイメージのある京扇子ですが、現代では様々なデザインが販売されており男性の愛用者も少なくありません。
東京で発展してきた江戸扇子は扇面の折り幅が広く、大きな絵が描かれた大胆なデザインが特徴です。
京扇子と違い、1人の職人が全ての工程を担当しています。習得に時間がかかるため込める思いは強く、オリジナリティ溢れるデザインが魅力的です。周りの人が持っていないような特別な扇子が見つかりやすいでしょう。
名古屋は京都と並ぶ扇子の2大産地です。元々は宝暦年間(1751~1764年)に京都から移住してきた井上勘造父子が始めたとされています。
名古屋扇子の特徴は扇面紙の絵柄の色で、その多くは重い色合いやはっきりとした鮮やかな色が使われた絵柄が目を惹きます。また、京扇子の主な用途が舞や茶道、婦人物なのに対し、名古屋扇子は祝儀、儀式用や男性物の扇子を多く取り扱っています。
扇骨の産地として有名な滋賀県。全国シェア90%にのぼる「高島扇骨」は、滋賀県伝統工芸品にも指定されています。なかには扇骨だけでなく扇子の製造までを手がける老舗があり近江扇子としての知名度があります。
今回ご紹介したブランドの中には、オンラインショップで扇子を購入できる老舗店舗もたくさんあります。各店舗に足を運ぶのに比べて選択肢の幅が広がるので、好みの扇子が見つかりやすくおすすめです。
また、扇子は末広がりの縁起物として、贈り物としても重宝されてきました。プレゼントを贈る機会の多い日本ならではの風習です。ぜひ「ずっと使いたい!」と思えるようなお気に入りの一品を見つけて、雅で粋な日本文化を楽しんでくださいね。
扇子は末広がりな形から縁起物として親しまれています。贈り物にはぴったりのアイテムです。特に高級ブランドの扇子はなかなか自分用には手を出しにくいこともあり、贈られると特に喜ばれますよ。
「京扇子」とは京都を中心に作られている扇子のことで、繊細で雅やかな雰囲気が特徴です。たいして東京近辺で発展してきた扇子を「江戸扇子」と呼び、無骨で粋な雰囲気が特徴とされています。
男性用の扇子を「男持」、女性用の扇子を「女持」といい、サイズで区別しています。男性用は21~23cm(21cm以上が望ましい)、女性用は19~20cmで作られるのが一般的です。色や柄で言えば、男性用はシックな色合いのものや大胆な柄、抽象的な柄などが多く、女性用はピンクやパステル調の淡い色合いのものや、花・兎など可愛らしいモチーフが多くなっています。ただ、現在は色柄など男女を問わず持てるものも多く、大きさも用途や好みに合わせて選ぶことが可能になっています。
1位
「彩-irodori-」バスタオル2枚 & フェイスタオル2枚セット。あらゆる贈答シーンに対応し、どのような方も思わず笑顔にさせる大満足の逸品です。
税込 16,500 円
★★★★★
(1レビュー)
4位
【牛刀】210mm 高炭素ステンレス鋼割込 磨きダマスカス 樫八角柄-柿渋仕上- | 堺刃物 | 。「縁起の良い贈り物」として包丁のプレゼントはおすすめです。
税込 24,750 円
★★★★★
(3レビュー)
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伝統工芸品おすすめランキング発表
\ BECOS編集部が厳選 /
伝統工芸品おすすめ
ランキング発表
1位
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税込 16,500 円
★★★★★
(1レビュー)
4位
【牛刀】210mm 高炭素ステンレス鋼割込 磨きダマスカス 樫八角柄-柿渋仕上- | 堺刃物 | 。「縁起の良い贈り物」として包丁のプレゼントはおすすめです。
税込 24,750 円
★★★★★
(3レビュー)
\ BECOS編集部が厳選 /
伝統工芸品おすすめランキング発表
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ランキング発表