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博多織

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福岡県

  • 1235年
  • 鎌倉時代

歴史

博多織の歴史は古く、起源は鎌倉時代にまで遡ると言われております。

1235年、博多の商人・満田弥三右衛門が宋にわたり、織物の製法を習得しました。

その後日本に帰国し、家伝の「広東織」として独自の技術を加えながら受け継いでいきました。

その約250年後、弥三右衛門の子孫である彦三郎が再び明に渡航し、技法の研究をさらに重ね、帰国後、浮き織りの技術を取り入れた厚地の織物を作り出すことに成功します。

博多で生まれたこの織物は、その地名をとって「覇家台織」(はかたおり)と呼ばれ、現在の博多帯のルーツとなっています。

特徴

博多織は、手機、力織機で作られる先染めの織物です。経糸が非常に密で、緯糸が太いのが特徴です。

何千という細い経糸に、太い緯糸をしっかりと打ち込んで織られるため、他の帯では緯糸で文様を織るのが一般的ですが、博多織の場合は経糸で文様を作り出します。

Written by 赤津 陽一

竹細工職人の祖父を持ち、幼少より伝統工芸やものづくりの現場を見て育つ。日本のものづくりの現状を変えたいとの思いから、BECOS(ベコス)の立ち上げに参画。全国の職人やメーカーに対して取材や撮影、インタビューを行い自分の足で情報を集め、読者へ届けることにこだわっている。

着物

本場大島紬