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箱根寄木細工

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静岡県

  • 1790年頃
  • 江戸時代

歴史

寄木細工の起源は17世紀半ば、駿府(現在の静岡市)の浅間神社の建立にあたって全国から集められた優れた職人によるものと言われています。

江戸時代中期(1700年頃)になると箱根地方は湯治客で大変賑わうようになり、土産物としての箱根細工は非常に人気の品になりました。

そのころには従来の挽物細工のほかに、指物細工も多く作られるようになり、そして江戸時代後期(1790年頃)畑宿に生まれた石川仁兵衛(1790-1850年)が静岡から寄木細工の技術を持ち帰り、それを取り入れた指物細工を作り出します。

これが箱根寄木細工の誕生だと言われています。

その後、畑宿で脇本陣だった「つた屋」の金指松之助なども加わり、寄木細工は畑宿で発展してゆきます。

特徴

箱根山系は日本屈指の樹種豊富な地域です。

箱根寄木細工は、この恵まれた自然条件を背景に様々な樹木の自然の色を生かして精緻な幾何学模様を作成し、小箱等の製品に利用するもので、日本国内では他に例を見ない独特の木工芸品です。

Written by 赤津 陽一

竹細工職人の祖父を持ち、幼少より伝統工芸やものづくりの現場を見て育つ。日本のものづくりの現状を変えたいとの思いから、BECOS(ベコス)の立ち上げに参画。全国の職人やメーカーに対して取材や撮影、インタビューを行い自分の足で情報を集め、読者へ届けることにこだわっている。

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