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漆の色が美しい!飛騨春慶のお弁当箱7選

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Journal編集長
Journal編集長

普段何気なくランチで食べているお弁当も、ちょっとお弁当箱にこだわることでまた違った雰囲気で楽しむことができます。

逆に味気ないお弁当箱では、せっかくのランチも味気ないものになってしまいます。

数あるお弁当箱の中でも、特におすすめしたいものとして漆の色合いが美しい飛騨春慶のお弁当が特におすすめです。

日本の伝統を感じられ、また食材の色合いなども活かすことができる飛騨春慶のお弁当ですが、実際に購入するとなった場合にどのようなポイントで選定すればよいのでしょうか?

ここでは、飛騨春慶の魅力やおすすめしたいお弁当箱を紹介します。

飛騨春慶のお弁当箱を選ぶ2つのポイント

飛騨春慶とは、1607年に当時の高山城主であった金森重頼の時代に誕生しました。

大工の高橋喜左衛門が椹の木で作成した蛤の形のお盆を、重頼の長兄であった重近に献上したところ、いたく気に入り塗師の成田三右衛門に塗らせたのがルーツと言われています。

既に400年以上の歴史があり、第二次世界大戦中は一時的に衰退しましたが、戦後は産地として復活し、高度経済成長期においては贈答品として高いニーズがありました。

今でも高級品として有名な飛騨春慶ですが、お弁当箱として選ぶ際に特に注意したいポイントとして、以下の2つが挙げられます。

模様が頑丈であるかどうか

印伝模様では、漆にて独特な模様を形成していきます。

黄色または紅色の下地に透明度の高い春慶漆を塗り上げるており、光沢のある飴色に仕上がっているのが特徴です。

塗師の個性によって微妙に出来栄えが異なり、調合具合もまた塗師によって個性が分かれます。

お弁当箱として選定する際にも、ぱっと見て色の美しさがあるかどうかを確認することをおすすめします。

また、飛騨春慶の特徴として徐々に色が経時変化していく点もあります。

塗りの程度や仕立て具合によって変化の度合いも変わってきますので、どのように変化するのかを想像して選ぶことも重要です。

作りがしっかりしているか

飛騨春慶では、わっぱ弁当箱なども作られていてより仕立ての良さが魅力的です。

また、樹箱スタイルのお弁当箱もあり、シーンに応じて様々な選択肢があります。

どの種類においても、ミリ単位までこだわって作り出されていますが、使用していく中で微妙にサイズ感が変化して蓋が閉まらなくなるという場合も考えられます。

基本、職人が作り出したもので蓋が閉まらなくなることはありえませんが、購入時にはなるべく手にとって確認することが望まれます。

また、蓋に関しては歪みなどがあるとしっかりと蓋が閉まらず中から汁が垂れるなどのリスクもあるので、チェックしましょう。

おすすめの飛騨春慶のお弁当7選

ここでは、特におすすめしたい飛騨春慶のお弁当箱を厳選して紹介します。

飛騨春慶 隅丸二段弁当男性用

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シンプルなデザインで、大人の男性に特におすすめしたいのがこちらのお弁当箱です。

隅丸の二段弁当というデザインで、木地師が天然無垢板を加工しており、特に隅の丸みは三角の板で補強したのち、外だけでなく内側を丸く加工しているのが特徴です。

これによって、頑丈性が高く長い間愛用できます。

蓋も膨らんだようなデザインとなっていて、マイルドでやわらかなイメージがあります。

塗師が下地と中塗ののち天然漆にて上塗り仕上げをしており、より重厚感をアピールしているのも印象的です。

価格:11,000円(税込み)

サイズ: 93mm×150mm×92mm

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ヒノキ杢 ランチBOX L 仕切付

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総ヒノキ造りのランチボックスであり、高級感があります。

飛騨春慶の木地職人が手がけており、飛騨春慶の特徴である漆をあえて塗らずに木目の美しさを強調しています。

全く塗装しないと流石に劣化が進みますので、ウレタン塗装を施すことで汚れにくく工夫しているのが良いですね。

ヒノキ特有の美しい香りも楽しめて、優越感に浸ることができますよ。

価格:5,600円(税込み)

サイズ: 75mm ×180mm ×87mm

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飛騨春慶塗 弁当箱

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ユニークな円形のデザインが魅力的なお弁当箱です。

しっかりとした作りとなっているので、汁漏れする心配は不要です。

滑らかな表面からは木目が透けて、光沢のある塗りにより美しさが最大限に引き出されています。

凛とした佇まいは、日々の暮らしを豊かにする器としてふさわしいものですし、より食材を引き立てる効果があります。

内部にはしっかりと仕切りがあるので、おかずを多く収納できますよ。

価格:15,400円(税込み)

サイズ: Φ137mm×80mm

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飛騨春慶小判弁当

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ガッツリではなくご飯とおかずを入れておきたい方におすすめなお弁当箱です。

木目がしっかりと活かされており、ラグジュアリーな雰囲気があります。

天然漆で上塗りされていて、使用し続けることで程よい経時変化を楽しめます。

価格:13,200円(税込み)

サイズ: 32 mm×194 mm×4980mm

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飛騨春慶塗 手塗漆 隅切三段小重

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ビターなカラーリングと適度なサイズ感が魅力的なお弁当箱です。

漆を4回に分けて塗ることでより深みのある出来栄えとなっています。

また、仕上げに摺漆を採用することで木地に耐久性をもたせて長持ちさせることが可能です。

運動会などの比較的大人数でのお食事を楽しむシーンに最適ですね。

価格:6,600円(税込み)

サイズ: 137mm×137mm×150mm

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遊山箱 春慶三段重 野外にも持ち出せる手提げ式弁当箱

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モダンなデザインで、若い方に特に好まれているのがこのお弁当箱です。

飛騨春慶塗で小さめで可愛らしさと気品たっぷりな三段重と、会津の桐工芸の桐箱とコラボレーションした逸品です。

素朴な感じがありつつも、インスタ映えするデザインが最高です。

価格:4,536円(税込み)

サイズ: 120mm×120mm ×118mm

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飛騨春慶 二段重ね弁当 手提げ重箱

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普段使いのお弁当箱としては贅沢すぎる、手提げも付いたデザインが印象的なアイテムです。

上品な光沢がある飴色のカラーリングは、使い続けることでまた違った魅力を解き放ちます。

比較的軽量であり、持ち運び時も苦労することはありません。

価格:4,536円(税込み)

サイズ:180mm ×168mm × 175mm

>飛騨春慶 二段重ね弁当 手提げ重箱をもっと詳しく見てみる。

まとめ

飛騨春慶のお弁当箱は、比較的落ち着きがあって大人の男性にぴったり合います。

また、アイテムによってはモダンなデザインでインスタ映えするものがある点も魅力的です。

幅広い年代におすすめできる飛騨春慶のお弁当箱で、毎日のランチを有意義に楽しみましょう。

Written by 赤津 陽一

竹細工職人の祖父を持ち、幼少より伝統工芸やものづくりの現場を見て育つ。日本のものづくりの現状を変えたいとの思いから、BECOS(ベコス)の立ち上げに参画。全国の職人やメーカーに対して取材や撮影、インタビューを行い自分の足で情報を集め、読者へ届けることにこだわっている。

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