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加茂桐箪笥

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加茂桐箪笥の歴史

江戸時代に、家具などを作る指物師(さしものし)であった丸屋小右エ門が杉材で箪笥を作ったことが始まりと言われています。

三方を山に囲まれた地形の加茂市は箪笥の製造に必要な木材を容易に調達のでき、流れ出る加茂川は信濃川に注ぎ、船での箪笥の運搬に適した土地だったことから、江戸時代から明治時代にかけて東北地方を中心に桐箪笥が多く出荷されました。

加茂桐箪笥の特徴

加茂桐箪笥の特徴は、衣類を湿気や害虫から守り水害や火災にも強いことだと言われています。

桐箪笥の耐用年数は100年以上と非常に長く、親子3代に渡って利用されている方も多くおります。

このような特徴は加茂周辺で取れる良質な「桐」にあると考えられています。

桐には、木材としての防湿効果だけではなく、抗菌作用や他の木材に比べて着火点が高く燃えにくいといった特性があります。

このため、衣類の収納に大変適しており、長く愛用されてきました。

加茂桐箪笥の利用シーンと利用の注意点

加茂桐箪笥は、衣類を収納する箪笥としての役割はもちろん、大切なものをしまうためのケースや箱としても大変重宝されております。

最近では、色付きのものや、モダンなデザインの家具も多く作れれており人気があります。

Written by 赤津 陽一

竹細工職人の祖父を持ち、幼少より伝統工芸やものづくりの現場を見て育つ。日本のものづくりの現状を変えたいとの思いから、BECOS(ベコス)の立ち上げに参画。全国の職人やメーカーに対して取材や撮影、インタビューを行い自分の足で情報を集め、読者へ届けることにこだわっている。

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