大人のたしなみに遊び心を。日本製の日傘おすすめ5選

Journal編集長
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白雨から猛暑まで聡慧に活躍する日傘。最近は紫外線から美肌や美髪を保護する目的のみならず、熱中症予防として男女問わずファッショナブルに携行される方が増えています。

従来は大人女性の夏場の必需品として重宝されてきましたが、昨年5月に環境省が「男性も日傘をさすように」と日傘活用の有効性を訴えたことも関係し、ここ数年で紳士向け日傘の注文数が約3倍以上伸張しています。

 

今後ますます贈り物の新スタンダードとして性別問わず喜んでいただけるアイテムとなるでしょう。

本記事では、日本人と日傘の歴史や日傘の特筆すべき役割、またおしゃれ心を刺激する日本製の日傘おすすめ5選を紹介します。

いずれも、日本の良品を知り尽くすBECOS Journal編集部の折り紙付きいち推しアイテムですので間違いありません。

最後までお読みいただくと、日傘への愛着が一層湧きますよ。

日傘の役割とは

紫外線対策として日差しの強い時期に欠かせない日傘。

美白や美肌を気にする女性の間では定番のUV対策アイテムとしてすっかり定着しました。

一方、美容やアンチエイジングといった側面に加えて、年々記録的な気温を更新する日本列島では健康を守る実利的なグッズとしてその機能性にも脚光が集まります。

環境庁調べによると、日傘をさした場合とそうでない場合を比較して暑さ指数(WBGT)が「1~3度」低くなるとことが実証済みです。

この暑さ指数が高いほど熱中症や脱水症状が起こりやすく、日傘を活用することで約17%も汗量を抑えられることが分かっています。

特に夏場、スーツ着用のまま営業や外回りに出かける男性は、業務中の体調不良や発症を予防するためにも日傘を利用して欲しいと訴えかけています。

日傘の活躍期間は早夏から季秋の頃までと長く、突発的な俄雨にも役立つ晴雨兼用タイプなら雨傘の役割も果たすので実益とおしゃれが両立する贈り物として喜ばれます。

日本における日傘の歴史

原始、傘の起源は日傘にあったと言われ、かつては権力や地位の象徴として崇められ、儀式や祭礼に用いられ敬神を示す特別な意味を持つ品でした。

江戸時代に入ると、花鳥や唐草を和紙にあしらった和傘が全盛期を迎えるものの、大飢饉や財政再建といった社会背景を理由に、特に男子日傘の禁令と流行を繰り返します。

明治時代に入ると、日本の伝統技術や素材を駆使した油紙張りの和傘から、防水加工された布張りの洋傘へと過渡期をむかえ、洋傘は文明開化のシンボルとして賞賛され現在の雨傘文化に至ります。

このように歴史をさかのぼると、日傘は性別の垣根を超えて庶民に愛されてきた日本文化を語る上で不可欠な縁の下の舞であったと言えるでしょう。

日傘を選ぶ時に知っておきたい3つのポイント

ここからは、日傘選び時に着目したい機能やお手入れのポイントを紹介します。

①UVカット機能をチェック

日傘の主目的であるUV対策。日焼け防止力を示す指数として、主に3通りの表示があります。

簡単で構いませんので、各キーワードについて理解しておくと日傘選び時に役立ちます。

UVカット率

傘の布生地にポリウレタンコーティングなどのUVカットを施した傘。

99%~100%カット率と高数値のタイプを選びましょう。

遮光傘

UVカット傘が更に進化し、紫外線に加えて太陽光も遮断する機能を持つ傘。

原則として遮光率99%以上の効果がある場合表示できます。

UPF50+

UVカットの世界的基準値で、肌にダメージを与える紫外線を防止する効果を示す指数。

日傘以外にも日焼け止めや化粧品にも用いられます。

良い日傘を見分けるポイントは”具体的な数値表記を伴うか否か”にあります。

「UVカット率99%以上」「遮光率99%以上」「UPF50+」といったアイテムを選ぶと信頼性が高いと言えるでしょう。

②晴雨兼用日傘と雨傘は使い分ける

日傘を選ぶ際に過半数の方が晴雨兼用タイプを探すケースが多く、日傘の機能も年々進化を遂げています。

晴雨兼用日傘と雨傘との大きな違いは、日傘は絹や綿などの天然素材を織り交ぜた生地に撥水加工されている点です。

雨傘のように、生地の隙間を全部ふさぎ切る防水加工とは異なり、台風など暴雨の悪天候時や長時間使用時は雨水が浸透する可能性もあります。

雨による品質劣化は否めませんので、日傘の使用後はこまめにお手入れしすることが長く愛用できる秘訣です。

最近は、雨傘にUV加工が施された雨晴兼用タイプも見かけますが、断熱や遮光加工が施されておらず日光を通してしまう弱点もあります。

基本的には、UV対策や遮光機能を持つ晴雨兼用日傘は突発的な雨にも一時対応できるものと位置づけ、大雨時には防水力に長ける雨傘と使い分けるのが賢明です。

③日傘の耐用年数を伸ばすひと工夫

中には修理を重ねて10年以上使用される方もいらっしゃるほど、大切な日傘はお手入れ次第で寿命を伸ばし長く愛用いただけます。

雨で濡れた場合、水分をこすらず丁寧にふき取り、傘を広げた状態で風通しの良い場所で陰干する手入れ方法がおすすめです。

また、UV加工機能は数年で低下するため定期的に買い替える、もしくは衣類用の紫外線カットスプレーを施すといったひと手間でUV抑止力を復活させるオプションもあります。

大人のたしなみに遊び心を。日本製の日傘おすすめ5選

ここからは、本物志向の紳士淑女におすすめな日本製の日傘を5選紹介します。

上質な日傘選びのご参考にどうぞ。

ゼブラ柄の気品高い美柄が映える【手捺染 日傘】

ゼブラ柄の気品高い美柄が映える【手捺染 日傘】

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  • 価格:15,000円
  • ブランド:鷲野染工場
  • 技法:手捺染
  • サイズ(約):75㎝
  • 重さ(約):370g
  • 原産地:京都府

老舗生地屋の独自な感性と確かな技術が奥深い「鷲野染工場」では、京都で唯一の手捺染(シルクスクリーン)と呼ばれる技法で手作業による傘生地を生み出しています。

手捺染は布にデザインを刷る技法で、機械プリントで生み出せない、手作業ならではの奥行きのある美しい均一な仕上がりが特徴と言えます。

独自の色糊レシピの開発や従来比2倍以上のきめ細かなハイメッシュ製版を用いたりと、伝統をベースにたゆまぬ技術革新で独特な雰囲気の柄を醸し出しています。

晴雨兼用ではありませんが、職人による手作りの温もりや質感を手にするたびに感じられる、珠玉の逸品。

全5色の珍しいゼブラ柄も、他人と差がつく粋なデザインです。

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皇室御用達の格調高き最高級の日傘【東京洋傘】

皇室御用達の格調高き最高級の日傘【東京洋傘】

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  • 価格:15,000円
  • ブランド:前原光榮商店
  • 技法:東京洋傘
  • 素材:親骨: 10本骨(スチール), 生地: 綿 100%, 中棒:樫
  • サイズ(約):畳んだ長さ: 70, 開いた直径: 80, 親骨: 47㎝
  • 重さ(約):410g
  • 原産地:東京都

日傘をさした時のフィット感や、閉じた時のまとまり感まで、作り手の想いや物語さえ感じられる「東京洋傘」が手掛ける極上の婦人用日傘。

1点1点丁寧に職人により生み出される一刀彫の手元や、素朴な風合いが魅力の綿の平織り生地が年月を経るごとに使う人の生活になじむので、良いものを永く愛用したい本物志向の淑女におすすめです。

日傘生地と共布であしらわれた手持ちのタッセル飾りもアクセントとなり、かざす度に都雅な美しさが際立つ愛着の持てる1本です。

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大人の女性に可憐な華やぎ感をプラス【甲州織かさね】

大人の女性に可憐な華やぎ感をプラス【甲州織かさね】

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  • 価格:24,200円
  • ブランド:小宮商店
  • 技法:甲州織
  • 素材:中棒・アルミ、親骨・カーボン、生地・ポリエステル100%(甲州織)、手持ち・かえで
  • サイズ(約):開いた直径:約93㎝、全長80㎝、親骨の長さ55㎝
  • 重さ(約):400g
  • 原産地:日本

優艶な光沢感が味わい深い「甲州織」の生地を使用した小宮商店の日傘は、高い耐久性と耐水性を兼ねた才色兼備さが魅力です。

江戸時代より愛され400年以上の歴史を持つ甲州織は、他の素材と比較して凝縮されたような生地間が特徴で、独自の重厚感と絢爛なツヤ感を生み出します。

2重に織られた2色の風合いが愉しめる高級感あふれる生地、女性が持ちやすい55㎝と絶妙なサイズ感、親骨16本構造による球体を描いたような閑雅な差し姿と細部にまで配慮が行きわたる愛すべき名品です。

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ビジネスシーンにもしっくり馴染む「甲州織・裏縞(うらしま)」

ビジネスシーンにもしっくり馴染む「甲州織・裏縞(うらしま)」

>ビジネスシーンにもしっくり馴染む「甲州織・裏縞(うらしま)をもっと詳しく見る

  • 価格:35,200円
  • ブランド:小宮商店
  • 技法:甲州織
  • 素材:中棒・アルミ、親骨・カーボン、生地・ポリエステル100%(甲州織)、手持ち・エゴノキ
  • サイズ(約):開いた直径:約112㎝、親骨の長さ65㎝
  • 重さ(約):550g
  • 原産地:日本

前出アイテムと同じく、艶やかな光沢感と重厚感ある風合いが魅力の甲州織を生地に使用した、息を飲むほどに美しい男性用の「雨晴兼用日傘」です。

男性のスーツスタイルやフォーマルな装いとも調和する、上品な色合いとシックなボーダー柄は世代を超えて愛用いただける万能感が魅力です。

UV加工が施されたメンズ向け雨傘は、日中は猛暑の辛苦を和らげ、突然の白雨には雨傘と、日々奮闘する男性へスマートに寄り添う、贈り物にも喜ばれる至上の一品です。

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美発色かつ艶麗な佇まい【WAKAO 晴雨兼用傘】

美発色かつ艶麗な佇まい【WAKAO 晴雨兼用傘】

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  • 価格:14,300円
  • ブランド:WAKAO
  • 素材:生地・コットン100%、手元・天然竹、親骨・グラスファイバー(カーボン)、中骨・アルミ
  • サイズ(約):全長71㎝、開いた時の直径・850g
  • 重さ(約):250g
  • 原産地:日本

最後に紹介するのは、高級感あふれる持ち運びにも便利な折りたたみ式の婦人向け晴雨兼用日傘「WAKAO」。

日本が誇る熟練傘職人の丁寧なハンドメイドで生み出される日傘は、持ち手にはしなやかな日本製竹を、生地にはハリ感のあるコットン100%を使用するなど、長く愛用できるようにとの趣向が随所に凝らされた逸品。

折りたたみ時には約35㎝、250gと軽量なので、鞄の片隅にそっと忍ばせても場所を取らず携帯性も抜群です。

全8色のベーシックからアクセントカラーまで色の種類も豊富。

ファッションやライフスタイルに合わせ、あなただけのコーディネートをお愉しみいただけます。

>美発色かつ艶麗な佇まい【WAKAO 晴雨兼用傘】をもっと詳しく見る

まとめ

ものづくりへの深い愛と誇りが詰まった、日本製ならではの日傘の魅力を感じていただけたかと思います。

世界でも群を抜いて、傘の所有数が多いと言われる日本人。日傘をさす慣習は諸外国では稀有であり、日本特有の粋な文化です

儀式や祭礼用にこと始まり、庶民レベルでも深く愛されてきた日傘は、日本人とともに歴史を刻んできた身近な存在です。

日本の伝統美に最新のテクノロジーが盛り込まれた日傘には、ますます私達の生活を快適なものへと導いてくれる計り知れない魅力があるもの。

今回ご紹介した名品の数々より愛着の持てる1本を発掘いただき、暮らしに特別感と遊び心を加えると夏場を一層快美にお過ごしいただけますよ。

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