
ブランド
「八丁味噌」と名乗るからこその使命がある
まるや八丁味噌
- 1337年
- 八丁味噌
- 浅井信太郎

歴史
守りたい、だから攻める
私たちは1337年、岡崎城から西へ八丁(約870メートル)の距離にある八帖町(旧八丁村)で創業いたしました。
以来、杉桶に円錐状の石積みをして二夏二冬寝かせる伝統製法を守り続けています。
だた、伝統を守るためには、攻めることも必要。
私が入社する以前から海外輸出をしていましたが、今では世界20ヵ国で販売しています。
ターゲットは基本的に現地の方。味噌になじみがない方にも八丁味噌や、日本の伝統を認めていただけるよう努力しています。
例えば海外のフードフェアで販売員をしたり、毎年2月に渡米し、ポットに入れた味噌汁を携えニューヨークのレストランに八丁味噌を提案して回ったりしています。
とは言え、八丁味噌は私たちの味噌蔵、杉桶があってはじめて出来上がるもの。
「事業の拡大よりも継続を優先する」そこは見失わず八丁味噌を造り続けています。

特徴
特別な豆味噌、それが八丁味噌
ご存じの方もおられると思いますが「八丁味噌」は豆味噌の総称ではなく、江戸時代から八帖町の2社が継続して使用している商標です。
原料は大豆麹と塩と水だけ、麹も大豆と塩だけです。
ちなみに、赤だし味噌は豆味噌と米味噌を合わせたいわゆる合わせ味噌なので、八丁味噌ではありません。
こだわりの八丁味噌ですが、私たちはもう一つこだわりを入れた商品も作っています。
それは「有機」。1980年代から有機大豆を使った八丁味噌造りを行っています。
他にも八丁味噌を粉末状にした香味パウダーや、かけるだけで使える味噌だれなど、アレンジしやすい、手軽に使える商品もご用意しています。
環境にも優しい、人(健康)にも優しい八丁味噌です。どうぞお楽しみください。

お客様へ
八丁味噌の食べ方はいろいろ
地域によっては豆味噌や赤味噌を使うことが少なく、そもそもどう使えば良いか分からない方も多いと思います。
そこで手軽に使える商品に加え、クックパッドで八丁味噌などを使ったレシピを公開しています。
味噌汁はもちろん、定番の和食からグラタンなどの洋食、クッキーなどのお菓子まで、たくさんのレシピを掲載中なので、八丁味噌を存分に楽しんでいただけるようになっています。
私たちは伝統の八丁味噌を造り続けることで、皆様には食べることで、一緒に八丁味噌を未来へ繋げて行きましょう。
受賞歴
2021年 一般財団法人コレゾ財団COREZO賞 受賞