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赤津焼

伝統工芸
Traditional crafts
緑が特徴の美しい陶磁器
赤津焼
- 愛知県
- 800年頃
- 平安時代
赤津焼の歴史
History
瀬戸窯とともに発展してきた窯で平安時代(800年頃)の開窯と言われています。日本最古である「灰釉」という「釉薬」、「張り付け」、「浮き彫り」などを使った様々な技法を開発し、日本六古窯の一つと言われるようになりました。しかし、戦国時代に瀬戸地方で「瀬戸山離散」と呼ばれる窯屋の廃業が相次ぎ、多くの窯が美濃地方に移り存続の危機を迎えますが、名古屋開府の際に徳川家康が職人を赤津に呼び戻し、再び焼物の産地としての地位を確立し、現在にいたります。

赤津焼の特徴
Characteristic
赤津焼は日本六古窯の中でも、最初に釉(うわぐすり)のかかった本格的な技法を始めたと言われています。7種類の釉薬(灰釉・鉄釉・古瀬戸釉・黄瀬戸釉・志野釉・織部釉・御深井釉)と12種類の装飾技法が今に伝わっています。