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カート

信楽焼

伝統工芸

Traditional crafts

焦げと灰釉が作り出す芸術作品:信楽焼

信楽焼

  • 滋賀県
  • 742年
  • 奈良時代

信楽焼の歴史

History

信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽で盛んに作られている炻器です。信楽焼は、歴史が古い焼き物で、中世から現在まで生産が続けられている日本を代表する陶磁器として、日本六古窯の一つに数えられています。信楽焼が日本に発祥したのは742年、聖武天皇が紫香楽宮の造営に着手されたときに、布目瓦、汁器の須恵器を焼いたことが始まりでした。その後、信楽焼が産業として発展していったのには、大きく二つの理由があります。一つ目は信楽で焼き物の陶土が豊富にとれたことでした。信楽焼に限らずですが、陶土がよくとれる土地では陶芸が発展しやすく、信楽でも信楽白土という良質な陶土が取れたため多くの陶芸家が集まり、陶器の生産が行われました。二つ目が、奈良や京都など茶湯の中核となる地に信楽が近いことです。茶を入れる陶器の需要があり、運送する距離が近かったことで、茶陶の生産が活発になり、信楽焼は発展していきました。江戸時代になると、土鍋や水甕などの日常雑記の生産も活発になり、陶磁器生産の一大産地として知られるようになりました。現在は、日曜陶器から建築用の陶器、置物など、多岐にわたる陶器の生産が行われいます。

信楽焼の特徴

Characteristic

信楽ではいくつかの陶土が産出されています。例えば、信楽白土といわれる陶土は長石という白い石が含まれており、焼きあげた時に表面に出てきて、陶器に独特な味を出します。その他には、信楽水ひ粘土、信楽赤土、信楽水ひ赤粘土など、多種多様な陶土が信楽焼には用いられています。 信楽焼の大きな特徴は、陶器を焼くときに釉をかけない焼き方があることです。通常、陶器を焼く前に釉といわれる陶磁器の表面に塗って光沢を出す溶液を塗り付けます。信楽焼では釉をかけずに焼きますが、窯のなかで灰が溶けて、自然に釉を塗ったような仕上がりになるのです。釉をかけない信楽焼もありますが、釉が少ないわけではありません。むしろ、信楽焼は絵付けをした商品が少ないため、釉の種類は多くてバラエティに富んだ焼き物が作られてます。また、「焦げ」と呼ばれる陶器が薪の灰に埋まり黒褐色になる現象も起きて独特な焼きあがりになります。 信楽焼でどこへ行っても出会うのが狸の焼き物です。独特の姿をした狸は「八相縁起」という縁起の良いものとして扱われています。

信楽焼の利用シーンと利用の注意点

Use&Caution

信楽焼は食器などの器、花瓶、置物など、あらゆる焼き物を作っています。中でも有名なのは狸の置物です。憎めない姿をした狸は縁起物として、家のインテリや贈り物に使われます。日用品としては、茶をいれる湯飲みなどが有名です。信楽焼では茶陶で発展した過去があり、現在でも多種多様な茶のみが生産されています。 信楽焼は絵柄があるものはあまりありませんが、灰釉による光沢や焦げが陶器に深い味わいを出しています。そのため、食器などにもよく使われています。日用雑貨意外だと、花瓶、水甕など、厚みのあるものが好まれています。商品のゴツゴツした質感や、独特の風合いがインテリアにも使えるでしょう。 信楽焼は多様な陶土、釉、焼成技術により、焼き物の中でも指折りのバラエティーに富んだ作品が作られています。インテリアでも、日用雑貨でも、自分好みの作品をを見つける楽しさが信楽焼にはあります。 信楽では、ゴールデンウイークに陶器市を開催しています。また、10月には陶器祭りも開かれ、たくさんの信楽焼を目にすることができます。興味がある人は訪れてみるといいでしょう。信楽焼は陶器ですので、落としたりぶつけたりすると割れる可能性があります。お気を付けください。

信楽焼の見学をできる工房

Characteristic

工房見学 ・名前 谷寛窯(たにかんがま) ・所在地 滋賀県甲賀市信楽町長野788・営業時間10時~17時 休館日 :火曜、年末・年始 ・電話番号 0748-82-2462

信楽焼の体験をできる場所

Visit

・名前 遊器陶舎 ・所在地 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2344番地 ・営業時間 10:00~17:30(最終受付16:00) 無休 ・電話番号 0748-83-0570

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