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カート

小千谷縮

伝統工芸

Traditional crafts

雪国の風土が育んだ小千谷縮

小千谷縮

  • 新潟県
  • 1650年頃
  • 江戸時代

小千谷縮の歴史

History

国の重要無形文化財に指定されている小千谷縮。 小千谷市周辺では、古来より上質の麻である苧麻(ちょま)を原料とした麻織物が織られていました。小千谷縮の発祥は江戸時代に遡ります。播磨明石出身の浪人、堀次郎将俊が絹織物の明石縮をの技法を応用して、従来から伝わる越後麻布の改良に成功しました。それが新潟県魚沼地方に広がったことが小千谷縮の起源とされています。 1800年の「北越誌」には、麻織のシーズンではなくても多くの家が機織りの音をさせていたという記述があることから、当時の盛況ぶりが伺えます。その後、1842年の天保の改革によって高級品は禁止され、多くの縮問屋や生産者が打撃を受けましたが、技術は伝承していました。 1955年には「越後縮」として国の無形重要文化財に認定されますが、1960年に指定名を「小千谷縮・越後上布」に変更されました。

小千谷縮の特徴

Characteristic

小千谷縮の特徴は、苧麻(ちょま)という上質の麻を使用することです。苧麻を細かく砕いた後、つなぎ合わせ、それを一本の長い糸にします。準備された経糸(たていと)にあらかじめ模様付けされた緯糸(よこいと)で一本一本柄を合わせながら、丹念に織り上げます。一尺(約30cm)織り上げるのに900回も手を動かすと言われています。織り上げた後には湯もみし、独特のシワを出すことが小千谷縮の特徴です。 また、春になってもまだ雪が残るこの地方で、「雪さらし」と言われる、反物の地を白くするために織り上げられた反物は雪の上に広げてさらされる工程を経て、小千谷縮が完成します。雪さらしはこの地方では春の風物詩と言われています。 小千谷縮の重要文化財指定要件とは、すべて苧麻を手うみした糸を使用すること、絣模様を付ける場合は、手くびりによること、いざり機で織ること、しぼとりをする場合は、湯もみ、足ぶみによること、さらしは、雪ざらしによること、と厳しく決まっています。 このようにほとんどの過程を手仕事で行うことによって、人間の手から生まれる温かみ、上品で美しい反物に仕上がります。

小千谷縮の利用シーン・使用上の注意点

Use&Caution

小千谷縮の工程の一つ、湯もみをすることによって「しぼ」と呼ばれる独特のシワが出ます。このしぼがあることで、肌にベタつかない、爽やかな着心地が実現します。通気性に優れ、吸湿性もあります。小千谷縮はよく水を吸い、吸い込んだ水は空気中に発散され、乾燥するのが早いと言われています。 製品としては夏物の着物やシャツ、バッグや扇子、財布などの小物類も充実しています。また、テーブルマットやのれんなどの製品もあり、生活用品まで幅広く使えます。麻の質感や吸湿性があるという特徴からも、夏に利用されるものがほとんどです。 小千谷縮の使用上の注意点は、洗濯の後干す場合は、日陰干しをすることです。アイロンは絶対に使用しないで、手でのばすことが大切です。座りしわなどは軽く霧吹きをかけた後、手で叩いてのばします。

小千谷縮見学できる工房

Characteristic

名称:布ギャラリー水田
所在地:新潟県小千谷市ひ生乙1261-5
電話:0258-82-3213
アクセス:JR上越線「小千谷駅」徒歩で5分、関越自動車道「小千谷IC」より車で10分
営業時間:10:00〜16:00
定休日:年中無休(12月29日~1月4日は休業)※見学の際は電話にて1週間前までの予約が必要です

小千谷縮を体験できる場所

Visit

名称:小千谷市総合産業会館サンプラザ
所在地:新潟県小千谷市城内1-8-25
電話:0258-83-4800
アクセス:JR上越線「小千谷駅」バスで5分、関越自動車道「小千谷IC」より車で5分
営業時間:3月~11月は9:00~18:00、12月~2月は9:00~17:00
定休日:毎週水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

名称:小千谷市役所生涯学習科社会教育係※不定期に体験活動開催
所在地:新潟県小千谷市土川1丁目3番3号
電話:0258-82-9111
アクセス:関越自動車道「小千谷IC」より車で5分
営業時間:月曜日から金曜日8:30〜17:15
定休日:体験活動は不定期なので問い合わせが必須です

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