「カースティ・ヴァン・ノート」のつくる有田焼2016/6選

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

Journal編集長
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日本が誇れる伝統工芸品。中でも国内外問わず愛されているのが佐賀県有田町で作られている有田焼です。 伝統工芸品というと実用的なものではないイメージもありますが、その中でも非常に実用性が高いですね。そんな有田焼が現代のライフスタイルに合うように誕生したのが「2016/」です。

「2016/」は世界で活躍するデザイナー16名と有田焼を作る窯がタッグを組むことで誕生しました。

今回は「2016/」に参加しているデザイナーであるカースティ・ヴァン・ノートの有田焼をご紹介します。

目次

カースティ・ヴァン・ノートってどんな人?

カースティ・ヴァン・ノートとはどのような人なのでしょうか。まずは彼女の経歴や「2016/」での取り組みを見ていきましょう。

経歴

カースティ・ヴァン・ノートはオランダのデザイナーで「2016/」に参加した当時はデザイン・アカデミー・アイントホーフェンを卒業したばかりの若手デザイナーでした。卒業後はオランダを拠点に自身のデザイン事務所の運営を行っています。

カースティ・ヴァン・ノートはセラミックスとの製造方法に深い興味を抱いています。デザインを特定の製造プロセスや素材の裏に潜む物語を伝えるための手段としてとらえており、詳しく研究や調査を行っていきます。そして調査結果を元に最終的なデザインを作り上げていくのがカースティ・ヴァン・ノートの特徴です。

「2016/」での取り組みについて

カースティ・ヴァン・ノートはデザインを作り上げるにあたり、まずは素材のリサーチから始めました。有田焼の原料である陶石の採石場を訪れました。そこでカースティ・ヴァン・ノートは有田焼に不純物をほとんど含まない極めて特別な陶石を利用されるということや、不純物を多く含む原料は全て廃棄されるという現状を知りました。

そこでカースティ・ヴァン・ノートは普段廃棄される不純物を多く含む陶土に注目し、自然から生み出される美しい色合いの陶土の開発に挑みました。

カースティ・ヴァン・ノートが作り上げる有田焼は従来の有田焼でありながら独特の色彩と素材感が強調されたシンプルな形となっています。

カースティ・ヴァン・ノートとコラボした瀬兵窯について

瀬兵窯は『伊万里からの新しい風』を企業テーマとして掲げている窯で、暮らしに溶け込むような器を提供してきました。先代である瀬戸口兵次氏の時代である1924年(大正13年)は置物類を他の窯元に委託して製造を行っていました。戦時中は共同で硝子や火鉢を製造し、終戦後の1951年(昭和26年)から唐子を作り始めました。

先代の素晴らしい創業精神を引き継いで昔と今の風がうまく融合した器を創り出しています。

カースティ・ヴァン・ノートと瀬兵窯が作り上げた有田焼は今までにないデザインながらどこか懐かしさを感じる落ち着きのある有田焼です。

「2016/」について

ではカースティ・ヴァン・ノートが参加している「2016/」とはどのようなブランドなのでしょうか。ここでは有田焼と「2016/」についてご紹介します。

有田焼について

有田焼は佐賀県有田町とその周辺地域で作られている磁器です。陶石という石を原料にして作り上げる有田焼は、ツルツルとした肌触りで白い素地が特徴です。

一見薄く割れやすそうに思えますが非常に強度に優れているため、割れにくく日常使いとしても重宝されてきたほかプレゼントとしても人気があります。

400年続く有田焼・グローバルブランド「2016/」について

有田焼は薄くて丈夫で品があると国内だけでなく海外でも高い人気を誇っています。外国人観光客のお土産としても人気があります。そんな有田焼は2016年に誕生400周年を迎え、それを記念して世界中のデザイナーとコラボしたグローバルブランド「2016/」が誕生したのです。

国内のデザイナー含む世界で活躍する16組のデザイナーが参加し、それぞれの個性の出た有田焼が誕生しました。

有田焼にデザイナーたちの感性が取り入れ られ、スタイリッシュなデザインの有田焼になりました。

「2016/」はデザイナーごとにシリーズとなっていて、それぞれ全く異なる有田焼となっています。

カースティ・ヴァン・ノートの作る有田焼2016/6選

「カースティ・ヴァン・ノート」のつくる有田焼2016/ その1
石と土の質感を楽しめるボウル

【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート ボウル 190 (スプレーカラー)

有田焼本来の質感にこだわりつつ、石と土の質感を楽しめるボウルです。手のひらに収まりやすく、薄さにこだわっているため、軽い手触りが特徴的です。

ナチュラルな色合いはカースティ・ヴァン・ノートが作り上げた陶土によるもので、優しい風合いがテーブルコーディネートに特別感を与えてくれます

2016/
【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート ボウル 190 (スプレーカラー)

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「カースティ・ヴァン・ノート」のつくる有田焼2016/ その2
ちょっとした小鉢にぴったりなボウル

【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート ボウル 120 (グレイクレイ)

石と土、素材本来の質感にこだわったボウルです。同シリーズに共通するナチュラルな色合いは、テーブルコーディネートに優雅さと優しさを加えてくれます。

焼き菓子を入れたり、お漬物などちょっとした小鉢にぴったりなボウルです。

2016/
【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート ボウル 120 (グレイクレイ)

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「カースティ・ヴァン・ノート」のつくる有田焼2016/ その3
白い素地に茶色い陶土でアクセントのある薄くて軽いプレート

【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート ディーププレート 220 (スプレーカラー)

白い素地に茶色い陶土でアクセントのある薄くて軽いプレートです。薄くても非常に丈夫なので、使いやすさ抜群です。カレーのお皿にしたり、ワンプレートにしても楽しめます。

落ち着いた色合いをしているので和食にも洋食にも合わせやすいですね。

2016/
【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート ディーププレート 220 (スプレーカラー)

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「カースティ・ヴァン・ノート」のつくる有田焼2016/ その4
いろんな用途に使える平たいプレート

【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート プレート 250 (スプレーカラー)

お肉やお魚を乗せたり、お菓子を並べてみるなどいろんな用途に使える平たいプレートです。

温かみのある色合いは落ち着いた食事にしてくれるでしょう

2016/
【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート プレート 250 (スプレーカラー)

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「カースティ・ヴァン・ノート」のつくる有田焼2016/ その5
丈夫で軽い小さめサイズのカップ

【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート カップ S (グレイクレイ)

小さめサイズのカップです。エスプレッソを入れたり、濃い目の煎茶を入れたりするのにおすすめです。

丈夫で軽くて小さめなのでお子様でも使いやすいでしょう。

2016/
【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート カップ S (グレイクレイ)

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「カースティ・ヴァン・ノート」のつくる有田焼2016/ その6
落ち着いたブレイクタイムを過ごせるカップ

【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート カップ L (スプレーカラー)

お茶を入れたり、コーヒーを入れたり、ハーブティーを入れたり、何をいれても様になる落ち着いたブレイクタイムを過ごせるカップです。

同シリーズに共通するナチュラルな色合いは、テーブルコーディネートに優雅さと優しさを加えてくれます。

2016/
【有田焼】2016/ カースティ ヴァン ノート カップ L (スプレーカラー)

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まとめ

カースティ・ヴァン・ノートがデザインした有田焼は、どことなく温かみがあり、普段から使いやすいイメージのものばかりです。

ぜひ食卓やティータイムに取り入れてみていただければと思います。

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