熊谷聡商店がつくるモダンな陶器の置型風鈴「涼の音」

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

Journal編集長
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夏の風物詩といえば風鈴。風鈴とひとことでいってもさまざまな形や素材があります。毎年開催されている西新井大師の風鈴祭りでは全国各地から風鈴が集まり、約500種類もの風鈴が飾られました。

風鈴といえば、ガラス細工の江戸風鈴と南部鉄器の南部風鈴が代表的ですが、陶器の風鈴もキレイな音を奏でます。

中でも清水焼の熊谷聡商店がつくる清水焼の置型風鈴「涼の音」はモダンでインテリアにもぴったりです。

今回は風鈴の特徴や熊谷聡商店の風鈴についてご紹介します。

目次

熊谷聡商店について

熊谷聡商店の歴史

熊谷聡商店は19335年に京都で創業しました。京焼専門の卸売り販売元として、地域でも最大級の商品力を誇り、茶道儀から食器や香炉などのインテリア小物まで取り揃えています。

京焼とは清水焼とも呼ばれており、色彩豊かな上絵付けが施されることが多く、京都という古都ならではの優雅な印象の器が特徴です。

数多くの商品を生み出し続ける

熊谷聡商店は長年にわたり気付き上げた100軒もの窯元とのネットワークを強みに京焼の多様性と職人技術を生かした商品を生み出し続けてきました。

様々な種類の京焼を取り扱ってきた経験から、電灯と国際性が融合する独自の価値を見出すために、デザイナーとのコラボも積極的に行っています。

また、三代目熊谷隆慶が企画開発した「花結晶」は近年、国内外で注目される人気シリーズになっています。

亜鉛を含んだ釉薬から生み出される結晶の花が、磁器の表面に優美な色合いを帯びて広がり、テーブルウェアとしてだけではなく、壁の装飾にも応用されるなど、京焼の可能性を広げています。

清水焼の置き型風鈴「涼の音」について

モダンな風鈴「涼の音」

電灯と感性が息づく風鈴をモダンインテリアで楽しむことができます。住宅事情で屋外での使用が少なくなってきた風鈴。「涼の音」ならご近所への音を気にしないで楽しむことができます。

エアコンの風で揺れるため、夏に涼しむのはもちろんのこと、冬は温かな室内で癒しの音色を楽しむことができます。

風鈴本体は京焼・清水焼の陶器で1つ1つ手作りのため、同じものがありません。

花結晶という花のような模様が施された風鈴と、鉄のような風合いを持ちながら複雑な美しい色味を持つ黒銹の2種類から選ぶことができます。

四代続く窯元

「涼の音」は四代続く窯元が作り続けています。華麗な色釉は、独自で研究開発された新しい釉薬によるもので、他が追随でいない優れた技術になっています。また、その草花を中心とした絵柄はデッサン力に裏打ちされて、豊かな表現力をもって見るものの心を打ちます。

近年は市場のニーズを的確にとらえたインテリア装飾品も数多く手掛けています。

独自の高火度釉薬技術

焼き物使う鮮やかな絵の具の多くは釉薬を施して、本焼成した陶磁器に上絵具で図柄を描き、それを800℃くらいの低温で焼き上げる方法で色を出すのが一般的ですが、30年以上も前から陶磁器の素地に先に絵をつけて、その上から釉薬をかけて1200℃以上の高温で本焼きする技法にこだわって研究開発を続けています。

下絵付けは高火度で焼くため、多様な色を出すのが難しいと言われていますが、高温でも鮮やかに発色する顔料と釉薬の組み合わせを追求することでまるでガラスコーティングしたような透明感あふれる色彩表現を可能にしました。

そもそも風鈴とは?

風鈴の歴史

風鈴は中国が起源と言われており、紀元前にはすでに存在していたとされています。ただし中国では日本のような使い方をしていませんでした。

中国では占風鐸という占いに使う道具として使われており、風の向きや音のなり方で吉凶を占っていました。

現在の風鈴に最も近い『風鐸』は青銅製の風鈴で小さい鐘のような形をしており、音もガランガランと現在の風鈴とは異なるものでした。

そのため当時はお寺で厄除けとして使用され、この風鈴で災厄が起きないとされていました。

今の風鈴は1,700年ごろから作られるようになり、長崎のガラス職人が京都や大阪、江戸に伝えられました。当時は200万円~300万円もする非常に高価なものでした。

風鈴の種類

風鈴といえばガラス製の風鈴をイメージする方も多いですが、鉄製や陶器、磁器、竹などさまざまなもので作られており、形もサイズも異なります。代表的なのは「江戸風鈴」と南部風鈴ですが、清水焼など陶磁器のものも人気があります。

風鈴の選び方

ではどんな風鈴を選べばいいのでしょうか。ここでは風鈴の選び方をご紹介します。

風鈴のデザインで選ぶ

風鈴はいつもつるしておく必要がありますので、見た目のデザインも大切です。お部屋のインテリアに合わせて選んだり、自分が気に入ったデザインを選ぶのがいいでしょう。

丸型やひょうたん型、筒型などいろんな形の風鈴がありますので、インテリアや自分の好みに合わせて選びましょう。

風鈴のサイズ

風鈴のサイズもいろいろです。風鈴を吊るす場所に吊るして邪魔にならないサイズがおすすめです。また実際に吊るしてみるとイメージと違ったということもありますので、購入前にサイズを確認するようにしましょう。

風鈴の素材

風鈴はガラス製の江戸風鈴と、鉄製の南部風鈴が主にあります。それぞれ見た目も音色も違いますので、実際に音色を聞いて素材を選ぶと良いでしょう。

江戸風鈴と南部風鈴どちらも優しい音色なのですが、響き方が違いますので、ぜひ選ぶときに聴き比べてみましょう。

PICK UP
【風鈴】 静かな音の鬼瓦 | 三州鬼瓦
【風鈴】 静かな音の鬼瓦 | 三州鬼瓦
家を守る「鬼瓦」の風鈴!

人気の鬼瓦シリーズです!

古くから人々の幸せを願って屋根上で見守ってきた鬼瓦を現代風にアレンジ。

飾りとしてだけでなく、もともと災難を遠ざける意味のある風鈴と合体したお守りにもなります。

鬼師がひとつひとつ手仕上げした鬼瓦で鉄製の風鈴を包んであり、優しい音が鳴るのでマンションでも大丈夫。

マンション等での騒音問題を考慮し、音は風の強い日でもほのかに鳴る程度にしてあります。

プレゼントや夏の贈り物に最適です。

小さいけれど、存在感バッチリのユーモアあふれる商品です!

熊谷聡商店がつくるモダンな置型風鈴

【京焼-清水焼】陶葊 涼の音 置型風鈴

【京焼-清水焼】陶葊 涼の音 置型風鈴

> 【京焼-清水焼】陶葊 涼の音 置型風鈴をもっと詳しく見てみる。

近年屋外で風鈴を使いにくいため、室内で使用できる置型風鈴が人気となっています。京焼の置型風鈴「涼の音」はみやけがすしげ氏のデザインによって実現しました。

黒銹と花結晶の2種類あり、それぞれ雰囲気が全く異なりますので自分のお気に入りを選びましょう。

寸法:Φ9.3*H27.0cm,

価格:8,500円

> 【京焼-清水焼】陶葊 涼の音 置型風鈴をもっと詳しく見てみる。

涼の音置型風鈴 花結晶白

> 涼の音置型風鈴 花結晶白をもっと詳しく見てみる。

白く爽やかな花結晶の風鈴です。上品な色合いで落ち着いた音色を奏でてくれます。

寸法:Φ9.3*H27.0cm,

価格:9,180円

> 涼の音置型風鈴 花結晶白をもっと詳しく見てみる。

 

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