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モダンでおしゃれな陶器の蚊取り線香入れ4選

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Journal編集長
Journal編集長

時代が変わっても、日本の夏の風景に欠かせないのが100年以上の歴史をもつ蚊取り線香です。蚊取り線香を炊くための道具と言えば、陶器製の豚型の蚊遣り器が有名ですが、最近はあまり見かけなくなりましたよね。

その一方で、アウトドアレジャーでは持ち運びしやすい形状の金属製の蚊取り線香入れを使っている人が多くいます。

置き型タイプやテントにぶら下げられるタイプもあり、手ごろなサイズでしっかりフタが締まり、安全に使えるタイプの蚊取り線香入れです。

そんなアウトドア仕様の蚊取り線香入れも良いですが、趣があって見た目にも美しい陶器の蚊取り線香入れも素敵です。

どんなインテリアにもマッチする、モダンでおしゃれな蚊取り線香入れを厳選して紹介します!

蚊取り線香入れとは

蚊取り線香入れとは『蚊遣り(かやり)』や『蚊取り線香ホルダー』、『蚊遣り器』など呼ばれています。

蚊取り線香を安全に使い、その煙を効率的に漂わせ続けるために欠かせない道具です。

灰の飛散も防止できるので蚊取り線香入れがあれば、周囲を汚さず後処理も簡単に済ませられます。

蚊取り線香入れの形状には、次のような種類があります。

  • 蓋つき・平置き型
  • 蓋なし・皿型
  • ぶら下げ型
  • 蚊取り線香を縦に入れる縦型

使われている素材も金属性やセラミック製、ガラス製や陶磁器などさまざまです。

蚊取り線香入れは夏以外も大活躍!

蚊取り線香入れは、6~8月のいわゆる夏の時期にだけに使う道具というイメージを持たれがちですが、意外に『蚊の活動期間は長い』ことを忘れてはなりません。

地域によっては気温が上がる時期が早い場合も多く、日本全体を見ても年々気温が上がっているため4月から11月中旬までの半年以上もの間、蚊の被害に遭う可能性が考えられます。

さらに、水たまりやジメジメした暗い場所などには蚊が多く存在します。

蚊に刺されると皮膚にかゆみや腫れなどのダメージを与えてしまうだけでなく、感染症を媒介する可能性も否定できません。

できるだけ蚊に刺されないように気を付けるべきなのです。

一年中快適に過ごすためにも、蚊取り線香入れを活用しましょう。

ここでは機能性だけでなくインテリア的にも楽しめる、モダンでおしゃれな陶器製の蚊取り線香入れを厳選して4つ紹介します。

【中川政七商店】信楽焼の線香鉢

1716年創業『中川政七商店』の信楽焼でつくられた線香鉢です。

この蚊取り線香入れは、信楽焼の産地である滋賀県甲賀市信楽町で明治・大正時代に生産されていた『火鉢』を現代風にアレンジしたデザインになっています。

使い方は、付属の白くきめ細かい吉野香炉灰を鉢の中に敷き詰め、上に火を付けた蚊取り線香を乗せてフタをするだけ。

丸く開いた穴の中から煙が優しく漂います。

フタつきなので灰が飛びにくく屋外での使用にもおすすめです。

カラーは信楽焼の伝統的な青色が美しい海鼠(ナマコ)、現代のインテリアにもマッチしやすいホワイト系の粉引(こなひき)の二色から選べます。

  • 価格:5,500円
  • サイズ:約φ15×H5.5cm,内径11.5cm
  • カラー:海鼠,粉引
  • 素材:陶器,吉野香炉灰80g
  • 備考:φ10.5cmまでの蚊取り線香を使用する

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【WDH】線香炉

日本の伝統技術を使ったモノによるライフスタイルを提案するブランド『WDH』の線香炉です。

こちらは長崎県で400年以上の歴史を持つ『波佐見焼(はさみやき)』という磁器でつくられています。

蓋を開けて、付属の不燃マットの上に火を付けた蚊取り線香を置いて蓋をすれば、1本の煙がスーッと立ち上ります。

カラーは表面がザラザラとした質感の炭(黒色)と、すっきりと白い青磁の二色展開です。

どちらもシンプルでスタイリッシュなので、和室洋室問わずおしゃれにマッチします。

桐箱に入れて真田紐で締めれば、ギフトとしても最適の蚊取り線香入れです。

  • 価格:8,000円
  • サイズ:線香炉=約φ14×H7.5cm,不燃マット=約φ12.5×H0.5cm
  • カラー:炭・青磁
  • 重量:約360g
  • 素材:磁器
  • 備考:真田紐つき桐箱入り

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【明山陶業】信楽焼 蚊遣り 麻の葉

創業400年になる『明山陶業』の蚊取り線香入れは、日本の伝統的な紋様の麻の葉がモチーフになった信楽焼でつくられています。

麻の葉は、成長が早くまっすぐにグングン育っていく様子や幾何学模様が魔除けの意味を持つことから赤ちゃんの産着の柄に多く用いられてきたとても縁起のよい柄です。

蓋を開けると、底面の中心には麻の葉をかたどった可愛らしい陶器の線香台が付いています。

そこに蚊取り線香を乗せて使うだけなのでお手入れも簡単。

薄型なので邪魔にならずスマートに使えます。

  • 価格:7,000円
  • サイズ:φ14×H3.5cm
  • 素材:信楽焼

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【KIHARA(キハラ)】蚊とり器

佐賀県で有田焼・波佐見焼の製造販売を行う『KIHARA』の蚊取り線香入れは、温かみの感じられる有田焼製。

ポケットのようなシンプルな形が特徴です。

器の真ん中の軸に蚊取り線香の穴を通し、縦にして置いて使います。

モダンな雰囲気があり、洋風の玄関などにも違和感なく置けるのでインテリアにこだわりたい人にもおすすめです。

  • 価格:2,800円
  • サイズ:17.5×H9.5cm
  • カラー:黒天目・乳白・柿赤
  • 素材:磁器
  • 備考:長時間用ではなく普通サイズの蚊取り線香が有効

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まとめ

刺されるとかゆくて辛い『蚊』。

体質によっては、いつまでもかゆみや腫れが引かないことも多くてすごく不快ですよね。

そんな蚊の被害を避けるために、昔ながらの蚊取り線香が見直されています。

蚊をやっつけてくれる頼もしい存在として愛され続けている蚊取り線香ですが、付属の線香立てをお皿に入れて炊いていると火が危なかったり、灰が周囲に飛び散ったりしてしまいます。

そこでおすすめなのが、専用の『蚊取り線香入れ』を使うこと。

効率的に蚊取り線香が焚けて、後処理も簡単ですよ。

蚊取り線香の香りになぜだか落ち着くという人は多いもの。

その煙が立ち上ってくるのがモダンでおしゃれな陶器の蚊取り線香入れならば、蚊の季節も涼しい顔で過ごせそうですよね。

Written by 赤津 陽一

竹細工職人の祖父を持ち、幼少より伝統工芸やものづくりの現場を見て育つ。日本のものづくりの現状を変えたいとの思いから、BECOS(ベコス)の立ち上げに参画。全国の職人やメーカーに対して取材や撮影、インタビューを行い自分の足で情報を集め、読者へ届けることにこだわっている。

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