使うたびに愛着が湧く!小代焼の湯呑7選

本記事の制作体制

熊田 貴行

BECOS執行役員の熊田です。BECOSが掲げる「Made In Japanを作る職人の熱い思いを、お客様へお届けし、笑顔を作る。」というコンセプトのもと、具体的にどのように運営、制作しているのかをご紹介いたします。BECOSにおけるコンテンツ制作ポリシーについて詳しくはこちらをご覧ください。

Journal編集長
Journal編集長

国の伝統工芸品にも指定されている、大胆な味わいのある小代焼。今回はダイナミックながらも繊細で深い色合いも兼ね備える魅力的な小代焼の湯呑おすすめ7選をご紹介いたします。

PICK UP
【美濃焼】晋山窯ヤマツ 土瓶急須&煎茶碗 3点セット frustum 白
【美濃焼】晋山窯ヤマツ 土瓶急須&煎茶碗 3点セット frustum 白
伝統とモダンの融合が美しい

無駄をそぎ落としたシンプルでスタイリッシュな急須セット!

「frustum」はお茶の良さを再認識するために、現代のシンプルなライフスタイルにマッチするよう考案された茶器です。

デザインの肝である土瓶本体の中腹で切り替わるエッジは、日本の東北地方で作られる鉄瓶などで古くから見られる形を引用しました。

そのようなデザインが世界的に権威あるデザイン賞「red dot design award 2020」の受賞に繋がり、国際的にも認められました。

見た目は重そうですが、実際には軽くて丈夫な作りです。

「白」「黒」はつるっと滑らかな質感、「素焼」「白藍」はマットな質感を楽しめますので、4色からお好きなものをお選びください。

目次

小代焼とは?

小代焼とは、熊本県で約400年前に始まった焼き物で、小岱山(しょうだいさん)の麓に窯が築かれたのをきっかけに、この名で呼ばれています。

鉄分の多い粘土を素材としているため素朴ながらも力強い作風で、藁灰釉を多用した流し掛けによる装飾が多いのが特徴です。

江戸時代後期には量産・販路拡大を推し進めるため「五徳焼」とも呼ばれ、腐らない、湿気を防ぐ、毒を消す、延命長寿につながると五つの効能があるとうたわれ、装飾性と実用性を兼ね備えた生活什器として広まっていきました。

大胆かつ奔放な風合いから「野武士のようだ」とも称されている小代焼は現在では国の伝統工芸品に指定され、人々の生活に馴染んだダイナミックな味わいのある陶器が作られています。

愛着が湧く小代焼の湯呑その1
ろくろ技術に定評のあるまゆみ窯の湯呑

真弓亮司 湯呑 01 黄・透明釉

熊本県の小代ふもと窯で20年以上修行を重ねたのち、まゆみ窯として作品を作りつづける真弓亮司さん。現在はご夫婦で器づくりをされており、高いろくろ技術を生かした美しい形と日常になじむデザインの器が高い評価を得ています。

こちらは、くすみのあるやさしい黄色が食卓にさり気なく華を添えてくれる湯呑。手にしっくりとなじむなめらかなフォルムは、見れば見るほど美しく真弓さんのろくろ技術の高さをうかがわせます。飽きのこないシンプルなデザインで、リピーターも多い逸品です。

まゆみ窯
真弓亮司 湯呑 01 黄・透明釉

愛着が湧く小代焼の湯呑その2
やさしく手になじむころりとした湯呑

つぶ湯呑み 掛け分け

小代瑞穂窯の2代目として伝統の技を守り続ける福田るいさん。大学卒業後は人間国宝・島岡達三氏に師事し、現在も国内のみならずドイツなどでも小代焼の作品を発表しています。

古武士のような風格の漂う伝統的な小代焼に、独自の焼成法によるモダンな要素を掛け合わせた福田さんの湯呑は、ひとつとして同じものがない個性豊かな表情が魅力。「つぶ湯呑み」と言っても小さすぎず、使いやすいころりとしたサイズ感です。

小代瑞穂窯
つぶ湯呑み 掛け分け

愛着が湧く小代焼の湯呑その3
コーヒーやワインにも合うモダンなデザイン

斜めしのぎ カップ 白

こちらも小代瑞穂窯・福田るいさんの作るモダンな湯呑です。瑞穂窯の器に使われる藁灰釉は、地元で作られた無農薬米の稲藁を使用したもの。地域にしっかりと根ざしながら、小代焼の新たな可能性に挑戦する福田さんのこだわりが感じられます。

風合いのある斜めしのぎが、お茶だけでなくワインやコーヒーにもマッチする定番カップ。伝統的な和食だけでなく、フレンチやイタリアンに合わせてもおしゃれに仕上がりそうですね。

小代瑞穂窯
斜めしのぎ カップ 白

愛着が湧く小代焼の湯呑その4
深みのあるブルーで上質なティータイムを

しのぎ斜め カップ 青

小代瑞穂窯の2代目である福田るいさんの作品は、伝統の小代焼の再興に尽力した父・豊水さんの技術を受け継ぎつつ、現代の生活にフィットするモダンなデザインが魅力。焼くたびにその作品ならではの個性的な色合いが生まれるのも醍醐味です。

こちらの湯呑は、先ほどのカップと同じ斜めしのぎの柄ですが、飲み口の形状がやや異なります。丸みのあるやさしいフォルムが、お茶だけでなくコーヒーや紅茶にもよく似合いますよ。重なりが良いので、複数個揃えた場合も収納に便利です。

小代瑞穂窯
しのぎ斜め カップ 青

愛着が湧く小代焼の湯呑その5
手作りの温かみを味わえる小ぶりな湯呑

小代焼/湯呑

1998年に開窯した「ちひろ窯」は、伝統工芸士である前野智博さんが運営しています。27歳でサラリーマンを辞め陶芸の道へ進んだ前野さんは、小代瑞穂窯・やちむんの里「読谷山焼」などで修行を積み、さまざまな文化や技術を織り交ぜた独創的な作品を次々と生み出しています。

こちらは、コロンとしたフォルムとどんな食卓にもなじむニュアンスカラーがおしゃれな湯呑。小代焼はスポイトや柄杓などで大胆に釉薬をかけて作るため、作品ごとに異なる色味や柄の入り方を楽しめるのが魅力です。手作りならではの温かみを感じられる湯呑は、自分だけの愛着のわく逸品になってくれるでしょう。

小代本谷ちひろ窯
小代焼/湯呑

愛着が湧く小代焼の湯呑その6
艶消しの渋い赤色が趣深い

鉄釉湯呑み (赤)

1991年に開窯した「小代焼中平窯」は、伝統の技術を守りながら現代の人々の生活に寄り添う器づくりを続ける窯元。小代粘土を使用したうわぐすりや、ワラ灰・木灰釉を合わせた施釉によって、力強さとやわらかさを兼ね備えた独特の色を作り出しています。

こちらは、中平窯オリジナルの赤い鉄釉を使用した湯呑。マットな質感の渋い色味はほんのりと懐かしさを感じさせ、日本の伝統的な食卓にしっくりとなじみます。光にあたるとほのかにキラキラと輝き、奥ゆかしい華やかさを添えてくれる逸品です。

小代焼中平窯
鉄釉湯呑み (赤)

愛着が湧く小代焼の湯呑その7
贈り物にも最適な一点物の高級湯呑

シノギ蓋付湯呑み (特大・一点物)

素朴な魅力と力強さを持つ小代焼の伝統を守りながら、人々の生活にフィットするモダンなデザインや使いやすさにもこだわって器を作る「小代焼中平窯」。作品によって登り窯とガス窯を使いわけ、手作りの器の温かみを多くの人々に伝えています。

こちらは、高級感溢れる蓋付きの湯呑。シンプルながらも独特の存在感を放つしのぎ模様が美しく、繊細な手仕事を味わえる逸品です。一点物なので、大切な方へのギフトにも最適。飲み物がたっぷりと入る約250ccサイズです。

小代焼中平窯
シノギ蓋付湯呑み (特大・一点物)

まとめ

小代焼独特の自由奔放な掛け流しの模様は、その陶器を使う者の心もどこか自由に解放してくれるような、心やすらぐ時間を届けてくれる素敵な色合いをかもしだしています。

ぜひお気に入りの小代焼の湯呑で、いつものお茶のひと時を快適に過ごしてください。

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