おしゃれなインテリアになる置き型の風鈴-黒

風鈴の特徴1

オブジェのように美しい置き型の風鈴

珍しい置き型タイプの風鈴、「涼の音」。風鈴というと、窓辺に吊るして夏の涼を感じるアイテムを想像しますが、この「涼の音」はまるでオブジェのような美しい形状が特徴です。プロダクトデザイナーの三宅一成（みやけかずしげ）氏がデザインを手がけました。

室内のどんな場所にも置くことができ、その独特のフォルムが目を引きます。もちろん、美しい音色を楽しむこともできます。風通しのよい玄関などにかざればやさしい音がいつも迎えてくれますし、リビングなどにおけばインテリアアイテムとして存在感を発揮します。

実は、もともと茶器として開発されていた陶磁器をぶつけたところ、音色がとても美しかったというのがこの風鈴が生まれたきっかけ。偶然から生まれたそのストーリー性も商品の魅力のひとつですね。

風鈴の特徴2

多様な素材が織り成す洗練されたデザイン

「涼の音」のパーツはさまざまな素材からできています。

まずは風鈴全体を支えるスタンドフレーム。細いアームですがステンレス製で、底の部分は二重の円が描かれ強度と安定性を高めています。そこからつるされている風受けは、なんと木材。ごく薄い木の板で、風を受けるとひらひらと揺れてさらに下につるされている鉄製の舌（ぜつ）をゆらします。

そして舌とふれあって音を奏でる風鈴本体は、陶磁器製。京焼・清水焼の特徴がいかされた白と黒の2カラー展開です。

多様な素材から構成されている風鈴ですが、カラーリングや質感にまでこだわられているため、どちらも上品で優美な印象にまとまっています。

風鈴の特徴3

ひとつひとつ異なる一点モノの音色

たとえば楽器によって響きや音域が異なるのと同じように、手作業で丁寧につくられた風鈴の音色は一点一点がオリジナル。

風鈴の本体である京焼・清水焼も、同じ焼き物でも白は磁器、黒は陶器と素材が異なるため、音色は大きく異なります。奏でる音はどちらも澄んだやさしい音色ですが、白は少し高い音で黒は白よりもおちついた低い音。

見た目の好みだけでなく、音の違いでカラーを選ぶのもおすすめです。

風鈴の詳細1

白は「艶やか」黒は「マット」な質感

カラーによる大きな違いは、白は艶のある質感で、黒はマットな質感であること。

音を奏でる本体も、白は「花結晶」と呼ばれる美しい模様と光沢を感じる仕上げ。焼き上げる時に釉薬が溶け、その後冷却する過程で結晶が出る特性を持った釉薬がもちいられており、花が咲いたような美しい模様が特徴です。風受けの木材も、木そのものの質感をいかしたナチュラルなカラー。さらに、スタンドフレームと舌はゴールドで、モダンな印象です。

一方の黒は、黒銹（こくしゅう）とよばれ、まるで鉄瓶のようなザラリとした独特の触り心地が特徴です。風受けの木材と舌も黒く塗られ、スタンドフレームもマットブラックに仕上げられています。置くだけで空間がきりりと引き締まりそうな、重厚感のある佇まいです。

素材はいろいろなものが使われているものの、白と黒という基本的なカラーが基調となっているため、どんな場所にも置きやすくコーディネートに馴染みます。

風鈴の詳細2

省スペースでも飾れる縦長のサイズ

吊るすタイプの風鈴だと、窓の近くなどに吊るすためのフックをつけたりとそれなりの準備が必要ですが、置き型風鈴は少しのスペースがあればどんな場所にも置くことができます。

スタンドフレームの大きさは、高さ約27cm、直径約9cm。しっかりと重みのある陶磁器製の本体をフレームにセットするため、重心が低く倒れにくいのも特徴です。使う時にはスタンドフレームに風鈴本体をセットするだけなので、届いてすぐに手間なく飾ることができるのもうれしいですね。

ただし、風鈴本体は陶磁器のため高い場所から落下すると割れる恐れがあるため注意しましょう。また、風受けの木材はとても薄く、無理な力が加わると割れてしまうこともあるため、自然な風で音を楽しむようにしましょう。

風鈴の詳細3

日本語・英語の説明書つきでギフトにもおすすめ

風鈴は、商品とあわせて各パーツの名前や素材、使い方などがかかれた説明書が入っているため、初めて目にする人も使い方について迷うことがありません。英語の説明書もついているので、外国の方への贈り物としてもおすすめです。

また、BECOSのラッピングサービスは、和紙や風呂敷など日本ならではの素材を使った包装デザインから選ぶことができます。直接手渡しできない時には、メッセージカードに伝えたい文章を打ち込むサービスも。ぜひ想いを込めて、大切な方へ贈ってくださいね。