ブランド
伝統工芸をフレンドリーな存在に感じて
6.kiln
- 2019年
- 有田焼
- 中村美穂
歴史
白磁の美しさに魅了されて
6.kiln(ロクキルン)は、佐賀県有田町の「高麗庵清六窯」から誕生した、有田焼のアクセサリーブランドです。
清六窯は1966年に、中村清六が開いた有田焼の窯元で、白磁の曲線美を追求し続けてきました。
清六はロクロ一筋の道を歩み「ロクロの神様」と呼ばれることも。
佐賀県重要無形文化財陶芸白磁の保持者で、昭和天皇の御前で作陶、何度も献上の実績があります。
現在は長女のゑ美子、孫の清吾が継承し、端正で気品あふれる磁器を生み出しています。
JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」で提供される料理の食器一式を手がけており、ふるさと納税の返礼品としても高評価をいただいております。
私、中村美穂は、大学で陶芸を学びました。
清六窯に嫁いでからは子育てをしながら窯元の仕事を手伝い、子育てがひと段落して本格的に始動。
初めて白磁に出会った時の感動を胸に、ぜひ伝統工芸の魅力を身近に感じていただきたいと2019年にアクセサリーの制作を始めました。
特徴
上質な土と伝統の技に新風を吹き込む
清六窯の上質な白磁を生かし、シャープながらも温もりのある唯一無二のアクセサリーを創っています。
クラシックでほっとする反面、斬新な遊び心が顔を出しワクワクする、そんな楽しい雰囲気も大切に。
歴史がある有田焼の窯元で創る物として、デザインだけでなく質にこだわっています。
焼き物はさることながら、埋め込む金具の知識も必要で、一体感が出るようにひと工夫。
イヤリングやピアス、ブローチは、直接肌に着ける物なので、医療用のサージカルステンレスやシリコンを使用するなど細心の注意を払いました。
最初から最後まで、ひとつひとつ手作りしていることがなによりの強みです。
シンプルなのでフォーマルでもカジュアルでも、いろんなスタイルにお使いいただけます。
お客様へ
伝統と流行のコンビネーションをぜひ
清六窯の白磁は、純白で美しく気品が漂っています。
この焼き物を身に着けたら、魅力的に輝かせてくれるだろう、と直感してアクセサリーにしました。
シンプルだけど凛とした潔さのあるデザインに仕上がっています。
年齢・性別問わずお使いいただけるので、プレゼントにもぴったりです。
白磁のほかに藍染のような青色のものも制作。
下書きをせずに、呉須という染料で染め付けた上から、針でひとつずつ手彫りする技法を用いています。
焼き物ならではの、小さくても存在感のあるアクセサリーをぜひお楽しみください。
受賞歴
2007年 福岡市美術展入賞
2007年 福岡県美術展入賞
2019年 佐賀美術協会展 美協賞
2019年 佐賀県美術展 大賞
2020年 佐賀県芸術文化奨励賞
2020年 佐賀新聞文化賞 奨励賞