ブランド
千年以上受け継がれる伝統
山崎織物
- 1916年
- 郡内織物
- 山崎博之
歴史
“粋”文化を現代に受け継ぐ
「富士桜工房」は、1916年に織物生地の仲買商としてスタートした山崎織物株式会社の四代目、山崎博之が2011年に立ち上げたファクトリーブランドです。
富士山麓の郡内地域は、古来より織物の生産が盛んに行われており、山崎織物は100年以上に渡り、繊細な糸を使い、山梨県の郡内地域で作られる「郡内織(ぐんないおり)」による製品をつくり続けてきました。
江戸~明治時代にかけて隆盛を誇り、郡内織の絹織物は当時の“粋”文化の象徴でありました。
その文化を現代に受け継ぎ、富士桜工房では主に、高級ネクタイやスカーフを製造・販売しています。
和の心あふれる伝統的なデザインには「心に花を咲かせたい」というメッセージと、日本のものづくりへの熱い思いが込められています。
特徴
長い時間をかけてじっくりと織り上げる
富士桜工房がつくる織物は、富士山の清廉な湧水を使用して丁寧に先染めした糸を使って織り上げます。
高密度に織り上げた複雑な規格の絹織物を使う男性向けのネクタイと、天然素材を軽く柔らかで心地よい肌触りに仕上げた女性向けのストールを中心に展開しています。
繊細な糸を生かしきる丁寧な作業で、効率化とは真逆の長い時間をかけてじっくりと織り上げられる生地は上品な高級感を秘めています。
■ネクタイ 生地の構造上の限界に限りなく近く高密度に織り上げられた「33匁」シルクサテンを贅沢に使い、裏地には刺繍ではなく織りの技術で桜の花をあしらいました。
見えない細かいところまで気を配る『粋』な心も一緒にお楽しみください。
■ストール 肌に直接触れるものだからこそ、自然由来の天然繊維のみを素材として用い、使う糸の細さや、織物にする糸の密度など、細部までこだわり抜いたストールです。
最高級の肌触りを実感してください。
お客様へ
手にとった瞬間にわかる特別感
郡内織は1000年以上続く織物産地であり、現代では高級ブランドのデザイナー達が生地を求めて毎年やってきます。
実はあなたがお使いの一流ブランドの商品も、郡内で地域で織られた生地がベースになっているかもしれません。
長く愛用していただけるよう、奇をてらわずにベーシックな使いやすいサイズにこだわり、最高級のシルクサテンを使ったネクタイや、上質なウールでストールを製造いたしました。
洗練された伝統紋様、和の伝統色の調和、手にとった瞬間にわかる特別感を是非お楽しみください。