
ブランド
野鍛冶の文化を能登から世界へ
ふくべ鍛冶
- 1908年
- 能登の野鍛冶
- 干場健太朗

歴史
行商鍛冶からネット販売へ
私たちふくべ鍛冶は、1908年7月に創業。
石川県能登町で4代にわたり、金物の製造、販売、修理を行う「野鍛冶」を生業としています。
1913年、馬車に道具を積んで各集落を訪れる行商鍛冶として事業を始めました。
1930年に商店街に出店し、1981年には鍛冶工場を新設。
一時は店舗営業が中心でしたが、高齢のお客様にとって荷物を持っての移動は負担が大きいことから、2015年奥能登一帯で車による移動販売と刃物の修理を再開いたしました。
その後に始めたネット販売事業も順調に拡大しており、インターネット上で包丁研ぎや刃物の修理を承るサービス「ポチスパ」にも力を注いでいます。
私たちはこれからも、日常の営みを支える道具を作り、修理しながら使う「野鍛冶」の文化を継承し、広げていきたいと考えています。

特徴
長く使える丈夫な道具
私たちは、家庭で使う日常の道具や農林水産業で扱う専門的な道具を通して、100年以上にわたり地元能登の人々の生活や仕事を支えてきました。
長年受け継がれた本鋳造による頑丈さと、使う人々に寄り添った扱いやすさが特徴です。
伝統的な手仕事で作られたものを修理しながら使う「野鍛冶」の文化は、限られた資源を有効に活用する現代にも求められていると考えています。
地域の皆さまはもちろん、より多くの方々の生活を支えるために、技を磨いていきたいと思います。

お客様へ
手入れをしながらいつまでも
私たちは創業以来、能登のまちを回りながら、生活道具を修理する「野鍛冶の行商」を続けてきました。
そして近年ではより多くの方のお役に立ちたいと考え、インターネットでの販売も始めました。
長年培った伝統の技を受け継ぎ、熟練の職人が一つ一つ丹念に鍛造しています。
毎日使うさまざまな道具を愛着を持ってご利用いただけるよう、フォルムや機能性にもこだわりました。
丈夫で使いやすい道具を、手入れしながら長く使い続ける。
私たちはその思いを大切に、これからも皆さまの生活に寄り添うアイテムを心を込めてお届けします。